富貴蘭 フウランとは

世の中にはたくさんの種類の花があります。その中で、富貴蘭という花を紹介します。この富貴蘭の由来ですが、野性蘭の中に分類される、フウランという蘭の変異品種というところからきています。このフウランというのは、日本で自生する蘭なのです。日本の中でも、関西よりも西にある常緑樹に着生するという蘭のことです。フウランは風を好むことから、“風蘭(フウラン)”という名になったとの話があります。このフウランの変異品種である富貴蘭は、洋蘭のバンダという蘭の仲間とされています。ここではバンダという蘭を比較に出しましたが、洋蘭の中ではこのバンダよりも、もっと近い仲間もいます。この富貴蘭は、これらの洋蘭の仲間ではありますが、大きさはなんと、大きいものでも10センチから15センチほどしかない、小型の蘭なのです。そんな小さな蘭なのですが、国産の蘭ということもあり、とても丈夫であり、乾燥にもとても強いため、ご家庭で栽培をする場合にも、基本的なポイントさえ押さえておけば、簡単に栽培できてしまうという優れた部分もあります。
フウランの花は6月の下旬頃に開花します。そして夕方になると、白粉のような甘く、よい香りを放ちます。



同じカテゴリー(富貴蘭)の記事
 観賞用富貴蘭 (2009-11-25 20:45)
 富貴蘭とフウランの細かな違い (2009-11-22 21:08)
 フウランについて (2009-11-19 20:28)
 野性蘭の変種 富貴蘭 (2009-11-17 19:50)

Posted by netkaeru at 2009年11月16日19:26 │富貴蘭
Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。